シリーズ:彼は私を騙そうとしている

 

 

1人でモヤモヤしていることが、丁度いい

 

 

 

 私の存在は彼にとって、どんなものだろうか。

 

大切にされていることは、わかるけれど。

 

どうして大切にされているのか、理由がわからない。

 


 理解する必要はあるのだろうか、そう考えることもある。

 

こんな私を傍に置く理由を知りたい。

 

知ったら私は「そんな人間じゃない!」「そんなの信じられない!」と更に宇多田うのだろう。

 


 それが、わかっているからこそ、彼は理由を言わずに曖昧な答えをくれるのだ。

 


 本当に大切にされている。

 


 理由がわからないほうが、いいこともある。

 

自分のことを否定して大切にしない私には、なにを言っても無駄なのだろう。

 


 だから、曖昧な言葉で濁されるくらいでいいのだ。

 


 
 そして、1人でモヤモヤしていることが、一番なのだ。

 


 
 どうして、私は自分の存在を否定してしまうのだろう。

 

必要としてくれる人は、今まで何人もいたはずなのに。

 

それを信じることができなかったのだ。

 

人を信じることができない私を、彼は「それでいい」と言ってくれた。

 

人間に絶望していた私を、そのまま受け入れてくれた。

 

それは、彼も絶望を感じたことがあるからなのだ。

 

私は、その絶望を受け入れられずにいる。

 

1人でいればいいと、誰とも関わらなくていいと。

 

彼は、人間に対する絶望を乗り越えて、社会の中で生きている。

 

私には、それができていないのだ。

 

この絶望を乗り越えれば、強くなれるのか。

 


 彼は、私に人と関わることを強要しない。

 

人と関わったあとに、ひどく疲弊しているところを見ているから。

 

誰かと関わることがあるときは、夕食は外で食べることが多い。

 

私は、作るつもりで帰宅するのだが、彼が先手を打って外食に行く準備をしている。

 

外食すらできない状態であれば、お弁当を買ってきてくれる。

 

そんな彼に、私は甘えている。

 


 こんな私を傍に置いてくれる理由を知りたいと思ってしまうことがある。

 

こんなにダメな私を傍に置いていて、文句もなにもないのだろうか。

 

だから、いつか捨てられてしまうかもしれないと不安になる。

 

 


 不安でいっぱいになった私が、「どうして?」と聞くと、彼は笑って誤魔化すのだ。

 

それに不満は抱くけれど、理由を知ったところで私の不安は変わらない。

 


 だから、1人でモヤモヤしていることが、一番だ。

 

 

 

泪-rui-
 

 

シリーズ:彼は私を騙そうとしている

 

どうして私を傍に置いてくれるのだろうか。

 

 

どうして私を傍に置いてくれるのだろうか。
私は、彼のことがわからなくなることがある。

 自分でも面倒な女だという自覚がある。
ウザくないのだろうか、重たくないのだろうか。
落ち込んだり、拗ねたり、マイナス発言ばかりをしたり。
そんな私の傍にいて幸せなのだろうか。

 私は、彼の傍にいないほうがいい気がするのだ。
そう思っていても、彼を拠り所としているから、離れることができない。
けれど、いつでも捨ててくれていいと思っている。
好きだからこそ、大事だからこそ、彼の負担になどなりたくない。

 それでも、本当に彼の傍にいることができなくなったら、生きていく意味がなくなってしまうのだなと思う。
きっと、彼もそう思っている。
だから、傍にいるしかないのではないか。
支えるしかないと思っているのだろうか。
家政婦として置いているだけなのだろうか。

 そう疑ってしまう自分が嫌になることがある。
けれど、自分が面倒で重たい女だと理解しているから、彼のことを大事にしたいと思うからこそ、捨てられる覚悟はできているのだ。
彼の人生に私が邪魔になるのであれば、無理に傍に置いてほしくない。

 そうなったら、私はどうやって生活していくのだろうか。
稼ぐ力もないし、寂しがりだから生きていく自信がない。
だから、結局は捨てられたくない。だから、炊事洗濯、掃除などの家事をキッチリこなす。
私が、彼の傍にいることが許される理由は、そこしかないのだ。

 なんて弱いのだろう。
情けなくなる。
どうして、こんなに自信がないのだろう。
誰も私を愛してくれなかったから、彼の愛を心から信じることができないのだ。

 だから、いつ捨てられてしまうのかとビクビクしている。

 彼が、私を捨てるわけがないと思っていても、心のどこかで捨てられる覚悟をしていることが、悲しくて、ツラくて。
 

 彼が、私を傍におく理由がわからないのだ。
泪-rui-

シリーズ:彼は私を騙そうとしている
【困る私を見て、彼は笑うのだ。】

私は精神的に弱いと思う。
そして、社会不適合者なのだと自覚している。
人を信じることができない。
そんな私が、どうして彼と一緒にいることができるのか。
そう考えることがある。
そして、落ち込んでしまう。

彼と一緒にいたいと願っている。
人が怖い私を支えてくれる彼に感謝している。
素の私いることを、なにも言わない彼に甘えている。
彼は私を守ってくれる。
金銭面でも支えてくれている。
私には彼と一緒にいる前に築いた資金があるだけで、現在はほぼ無収入だ。
それなのに、彼は「それでいい」と言ってくれている。
節約生活にも文句を言わない。
私も彼には必要最低限の生活費を貰うだけだ。
それ以上を望んでもいない。

彼が、それなりの高収入だからこそ成り立つ生活だ。
彼は将来的に出世の道も見えている。
そんな人の傍にいるのが私でいいのだろうか。
そう考えてしまう。
私は彼のためになにができるのだろうか。
家事をしていればいいのだろうか。
それだけでいいのだろうか。

そんな不安を彼にぶつけてしまうことがある。
そんな私を彼は笑うのだ。

「あなたは、家のことをしてくれればいいんだよ」

 その言葉の意味が、少しだけわからない。
それは私が生まれてからの環境だからこそなんだろう。
休むことも許されなかった。
常になにかをしていないと怒られていた。
私が大人になって収入が増えると、お金を無心された。
だから、私は常に働いていなければいけなかった。
体調が悪くても、疲労がピークになっても休むことを許してはくれなかった。
お金を無心しているくせに、私のことを「使えない」「親のすねかじり」などと触れ回っていた。
だから、私は生きることが嫌になった。
解放されるのであれば、親にお金を残せば死んでもいいと考えた。

 だから、無収入なのに「家事をしてくれればいい」と言うことに不安を覚えた。
私はお金を稼がないと存在価値がないのにと、そう考えてしまうのだ。

 彼は、だらしのない人だから、家を綺麗にして洗濯をして料理をしてくれる人がいると有難いのかもしれない。
そう割り切ろうとしたこともある。
けれど、そんな家政婦のような存在として彼の傍にいることには耐えられそうになかった。

 それが苦しくて、彼の傍にいることがツラいと感じることもあった。

 けれど、私は気付いてしまったのだ。

 彼が私に「働かなくてもいい」という理由を。
確認したわけではないけれど、きっと彼は私が気づいていない私の心を見抜いていたのだ。

 パートでも、正社員としてでも。
私が外に働きに出たら、人と関わることに恐怖を感じる私は、精神的なダメージを受けてしまう。
しかも、それを自覚しないで。

 最後には、「お金さえ残せば、自分は過労で死んでもかまわないから。ひたすらに働いて貯金しよう」と、無意識に考えてしまう。
だからこそ、彼は私に働くことを強要しないのだ。
気が向いたら働きに出ればいいとは言っているが、それは私の意志を尊重している。

 私は、働いてお金を稼ぐことを自分のためではなく、死んだときに家族にお金を残すために働くと考えてしまう。
自分のために働くことができない。

 未だに、その考えから抜け出すことができない。

 
「自分のために頑張るって、難しいね」

 私が本気で困っているというのに、彼は「そりゃ、そうだ」と笑うのだ。

 その笑顔に腹が立つけれど、笑い飛ばしてくれる彼に救われている。

泪-rui-


Calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

広告

広告

Google

広告

広告

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • あなたは、あなたを大切にしてください。私は私を大切にします。
    泪-rui-
  • あなたは、あなたを大切にしてください。私は私を大切にします。

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM