「生きていく」とは、どういうことなのかを教えてくれる作品です。月の影 影の海 (十二国記シリーズ) 著・小野不由美

  • 2019.03.07 Thursday
  • 22:53

「生きていく」とは、どういうことなのかを教えてくれる作品です。


月の影 影の海 (十二国記シリーズ) 著・小野不由美


初版は少女向けライトノベルという媒体で出版された「十二国記シリーズ」です。

私はNHKでアニメ化したときに原作を読み始めました。

中学生の時ですね。


アニメと原作では登場人物よストーリーが少し違うのですが、どちらも面白いです。

諸般のライトノベルは講談社から刊行されていますが、最新版は新潮社から刊行されています。

イラストも書き下ろされていて、それも楽しく拝見させていただきました。


十二国記シリーズは、未完ではあるのですが定期的に読み返したくなる作品です。

未だに人気がある作品なので、同じように感じている方が多いのでしょう。


Twitterでの呟きを見てみても、人気の高さが判ります。

 

 

 

 


確かに、一言では言い表せない奥の深い作品だと感じます。

私自身も「感想を書こう」と書き出していても、言葉が溢れてきて纏められなくて困惑してしまいます。

だからこそ、説明するよりも読んでみてほしい作品ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 


まだ未完の作品ですし、他の国の話も早く読みたい気持ちがあります。

少しずつ他の国のことも作中に出てきますが、気になる事が多くて想像が膨らみます。

 

 

 

 

 

 

 

 


私自身、初めて読んだのは講談社のホワイトハート版で中学生の時です。

20代の頃に読み直し、30代でまた読み直しと何度も読んでいますが、作中から感じ取るものが全く違います。

歳を重ねるにつれて社会というもの、人間というものを知ってきたからこそ感じるものが違うのです。


これから先に歳を重ねていくごとに読み返したい作品であるなと感じていますし、確実に読み直しますね。



「月の影 影の海」は上下巻に分かれています。

上巻は本当に読んでいて苦しいというよりも、「これが人の醜さなのか…」と人間不信になってしまいそうな内容です。

もちろん、一度読んでいるので結末にどうなるかは理解しているのですが、それでも「ツラい」と感じてしまいます。

裏切りや欲望、嫉妬が入り乱れて、翻弄されていく主人公・陽子ですが、打ちひしがれながらも進んでいく姿が痛ましく、心が苦しくなります。

人を信じられなくなる気持ちも理解できます。

それでも、生きていかなくてはいけないのですから前へ進むしかないのです。

自分自身が醜い人間で、人を利用することで生きていくしかないという苦しい気持ちが痛いほど伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

 


下巻は、陽子が楽俊と出会い変化していきます。

一度、信じることをやめてしまった心は、頑なに人を信じることを拒みます。

それは、「また裏切られるのかもしれない」という恐怖からです。

そんな弱い自分と戦っていく陽子の姿は、「私も頑張らなくては」という気持ちになります。

生きることはツラいことも苦しいことも山ほどあります。

それでも、生きていくしかないし、自分の役目もあります。


人にないを言われようと、、信じる者は自分で決めるしかないし、迷って悩んで決めたことに対しては公開もありません。

なにも迷わない、悩まずに決めたことは、なんの責任も感じません。


そんな生き方はしたくありません。

「月の影 影の海」を読んでいると弱かったころの自分と重ねてしまいますし、

「私も自身で迷って悩んで、ひたすら考えて自分で決めよう」と再確認することができます。

 

 

 

 

 

 



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大人になると、子どもの頃に守っていたことを守らなくなってしまうということを再確認しました。

  • 2019.03.31 Sunday
  • 11:47

 

 

こんにちは、泪-rui-です。

 

 

マクドナルドのハッピーセット絵本の感想を書かせていただきました。

 

 

大人になると、子どもの頃に守っていたことを守らなくなるし、

 

子どものころに感じていた心を忘れてしまうのだな、と。

 

 

こちらのURLから読んでくださると嬉しくもいます。

 

http://rui-world.net/photo/2019/book/002.html

 

 

 

 

 

http://rui-world.net/photo/2019/book/002.html

 

 

 

泪-rui-

 

 

久々に小手鞠るいさんの「エンキョリレンアイ」を読みました。心の距離って大事ですよね。

  • 2019.04.18 Thursday
  • 19:02

 

エンキョリレンアイ 2006年発行
小手鞠るい 

 

 

 

 


今更、感想を書いても遅いのかもしれないが、素敵な作品は色褪せることはないことを信条としていますので、書かせていただきます。小手鞠るいさんの「エンキョリレンアイ」です。発行されたのは2006年で、私が学生のときになります。読んだ記憶はないのですいが、タイトルだけは覚えていたので手に取ってみました。30を超えた今と、学生の頃とでは感じ方も違うので、あの頃に読んでいたら、なにを思ったのだろうという気持ちになりました。


ラストまで読んで感じたことは、「本人から直接聞いた言葉以外は、疑うべきだ」ということでしょうか。周りがなにを言っていようと、本人から聞いたわけではないから信憑性を疑わなければ、騙されてしまう。大人と呼ばれる年齢になった今だからこそ、その言葉を痛感します。周りがなにを言っていようと、当人たちの問題であることも、他人の言葉など信じてはいけないのです。もちろん、本人からだと言っても騙される可能性もありますが、その人を信じているのなら、他人から言われた言葉を信じる必要はありません。

 

 

 

 

 

 


 それでも、遠距離恋愛は不安でいっぱいですし、日本とアメリカでは簡単に会いに行くこともできません。メールも電話もないことに不安を覚えることは当たり前です。互いに事情があるとしても、それを知ることができなければ疑う気持ちも大きくなり、他人からの言葉を鵜呑みにしてしまうものです。
 人の心は揺らぐものです。「信じる」と決めていても、些細なことで揺らいでしまいます。「信じる」ことに自信がなくなってしまうのです。だからこそ、言葉は大事ですし、それ以上に態度に示すことが重要です。大切に思っている人の心も、あなた自身の心も揺らぎやすいものなのですから、互いに言葉や態度で確認し合うことが「信じ続ける」ために必要だということです。相手に触れること、抱きしめることなど、恋人や夫婦であればコミュニケーションとして接触していきたいですね。


 日本人は奥ゆかしい性質を持っているので、なかなか実行している人もいませんし、実際に実行していると「変な人」という扱いを受けるのは悲しいですが、それで夫婦関係がうまくいくのならいいのではないでしょうか?我が家は1日1回以上ハグをルールとしています。なにかあったら話し合うことや、お互いの意見を言い合って、聞きあうこともルールです。実際に距離のある遠距離恋愛も難しいですが、手の届く距離にいるのに「心の遠距離恋愛」というのもバカらしい話と感じませんか?

 

 

 

 

 

 




 私は、この「エンキョリレンアイ」を読み終わって、実際に離れている「遠距離」よりも近くにいても心が離れている「遠距離」が大問題だと感じました。日本とアメリカという距離があっても、メールや電話をしていた頃は、お互いを信じて好きだと感じていたのに、「言葉のコミュニケーション」がなくなった途端に信じることができなくなったのですから、「心の距離が離れる」ことが、一番の問題なのです。


 遠距離恋愛を経て結婚している方たちは、「心が離れることがなかった」ということでしょうし、「心が離れないための努力をお互いがしてきた」ことの結果なのだろうと感じました。

 

 

泪-rui-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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